masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

福岡や大分で大雨特別警報

気象庁は、福岡県の筑後地方や筑豊地方を中心とする地域と、大分県のほぼ全域に、大雨の特別警報を発表しました。
福岡県朝倉市では、午後8時10分までの1時間に気象庁のレーダーによる解析で120ミリ以上の猛烈な雨が降ったと見られるほか県が朝倉市に設置した雨量計でも、午後9時までの1時間に82ミリの猛烈な雨を観測しました。
さらにこの時間は、大分県熊本県を中心に活発な雨雲がかかっていて、午後10時までの1時間には、大分県竹田市国土交通省が設置した雨量計で74ミリ、また、いずれも県が設置した雨量計で、大分県中津市が70ミリ、熊本県南小国町が55ミリの非常に激しい雨を観測しました。
この12時間の雨量は、福岡県朝倉市で500ミリを超えて平年の7月1か月分のおよそ1.5倍になっているほか、大分県日田市でも300ミリを超え、平年の7月1か月分の大雨となっています。

また、熊本気象台は、阿蘇地方の一部に大雨洪水警報を出して土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒するよう呼びかけています。
気象台によりますと、梅雨前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、県内は大気の状態が非常に不安定となっています。
南小国町では、午後5時10分までの1時間に36ミリの激しい雨を観測したほか、山鹿市では午前9時49分までの1時間に29点5ミリの強い雨を観測しました。
気象台は、大雨と洪水の警報を、産山村南小国町、小国町に出したほか産山村には土砂災害警戒情報も出しています。
南小国町は、大雨の影響で土砂災害の危険性が高まったとして、町内全域の1768世帯4152人に避難勧告を出しました。