朝日新聞社
観光客が集まる熊本城二の丸広場に１３日、新しい通路が設置されました。
幅２メートル、長さ２２７メートル、木材のくずやプラスチックを混ぜた耐久性に優れた素材で造られています。
地震のあと一帯が立ち入り禁止となったため、天守閣などを眺める絶景ポイントとして観光客が集まる二の丸広場ですが「雨が降るとぬかるんで歩きにくい」などの声が上がったことから、熊本市が夏の観光シーズンを前に約３２００万円をかけて整備しました。
観光客に「滑りにくくて良い」と好評です。安全確認ができていないため立ち入り禁止を示す緑色のフェンスも一部は木材のように見える加工が施され、写真撮影など景観を邪魔しないように工夫されています。
熊本地震後の去年７月〜８月の二の丸広場来場者数は約２２万人。熊本市は今年の夏はそれを上回る人出を見込んでいます。
