masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

<鹿の子ユリ>気品かもす200本 シーボルトも魅了

/16(日) 11:30配信 毎日新聞
花をつけ始めた月瀬八幡宮の鹿の子ユリ=2017年7月12日、籔田尚之撮影
主に九州に分布し、かつてシーボルトがその球根をヨーロッパに持ち帰ったとされる「鹿(か)の子(こ)ユリ」が福岡県中間市上底井野の月瀬八幡宮で気品のある花をつけ始めた。

約200本が自生するのは、猫城跡の南側斜面。同八幡宮の裏庭の木戸をくぐって誰でも観賞できる。
白い花弁に子鹿の斑点に似た赤い模様があることから名付けられたという。
佐野正稔宮司は「25日ごろまでが見ごろ。光量の少ない朝夕が一番きれいに映えます」という。
夜はライトアップし、木戸は24時間開放している。連絡先は同八幡宮093・244・1824。【籔田尚之】

分布は、九州(主に薩摩半島から長崎県沿岸)や四国(愛媛県徳島県の山間部)、台湾北部、中国・江西省に自生しており、九州でもっとも自生密度が高いのが甑島列島である。
草丈は1〜1.5m、花期は7〜9月。約10cmの花が美しく、昔から観賞用に栽培もされている。
和名は花弁に鹿の子模様の斑点があることから。