masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

花火大会は命懸け

運動場などに落雷 7人搬送 東京 世田谷区
8月19日 18時42分
19日夕方、東京・世田谷区の多摩川の河川敷で予定されていた花火大会の会場に落雷があり、男女7人がしびれを訴えるなどして病院に運ばれました。
警視庁によりますと、いずれも意識があり、命に別状はないということです。
19日午後6時すぎ、世田谷区鎌田1丁目の多摩川の河川敷にある二子玉川緑地運動場に設置されているポールに落雷がありました。
警視庁によりますと、この運動場では、19日、花火大会が開かれる予定になっていたということで、ポールの近くにいた男女7人がしびれを訴えるなどして病院に運ばれました。
いずれも意識があり、命に別状はないということで、警視庁は当時の状況を詳しく調べています。


今、全国各地で開かれている花火大会。
この日のために用意した浴衣を着て、家族や友人と花火を見に行った人も多いと思います。
しかしここ数年、突然の雷雨で中止になる花火大会が相次ぎ、見物客がけがをするケースも出てきました。


都内では1000発もの雷
さらに会場内の救護所には「雷の影響でしびれを感じる」と訴える観客が訪れ、病院に搬送されました。
警察によりますと、雷は野球場のポールに落ち、7人は無料観覧席になっていたポール付近で雨をしのいでいたと見られるということです。
ツイッターでは、「生命の危機感じるくらい雷やばかった」「みるみる黒い龍神さん(雷雲)が渦巻いてやってきた」などの投稿が相次ぎました。
19日、横浜市鶴見川花火大会を撮影した画像です。花火の合間に、激しい稲妻がとらえられていました。

雷と雨のため大会は開始からわずか10分ほどで中止。
さらに別の花火大会では災害のような事態も起きていました。
鶴見川花火大会が始まる1時間半ほど前の東京・世田谷区の河川敷。
多摩川で行われる花火大会を見ようと集まった大勢の人たちを突然、雷雨と強風がおそいました。
この様子を撮影した女性は「最初は遠くで雷の音が聞こえたと思ったが、すぐに上空から激しい雨が降ってきた。帰宅するにも駅の入場規制がかかっていて、みんなびしょぬれで震えていた」と当時の様子を振り返ります。

花火大会中止判断はぎりぎりまで
花火大会でこうした事態になる前に、早めに中止の判断はできないのでしょうか。
冒頭で紹介した19日の「鶴見川花火大会」実行委員会のフェイスブックには、さまざまな意見が寄せられました。
「こんな天気でやるのか。強行して打ち上げなくてもよかったのでは」とか、「なぜ中止にしなかったのか」といったコメントが寄せられた一方で、「少しでも打ち上げてくれてありがとうございました」とか「苦渋の決断」などといったものもありました。
主催者はぎりぎりまで検討
今月19日に東京・世田谷区と同じように、多摩川の河川敷で花火大会を予定していた川崎市
開催まで2時間を切った午後5時すぎに大会の中止を決定しました。
当日、予想された人出は23万人余りでおよそ5000席の有料席も完売。
中止になっても会場の設営費や打ち上げなどの費用を業者に支払う必要があり、その費用は市などの主催者が負担します。
開催か中止かはぎりぎりまで検討するのです。担当者は「当日は何度も気象予報士に相談していたが、天候は予想しづらく、安全が第一の中で判断の難しさを思い知らされた」と話しています。