masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

デコポン出荷へ 天草市で収穫祭

熊本日日新聞2017年11月16日14時00分
熊本県天草地方で、ハウスで加温栽培するデコポンが出荷期を迎えている。
JA本渡五和は15日、天草市志柿町の農園で収穫祭を開いた。
同JAでは、組合員約200戸が54ヘクタールでデコポンを栽培。
このうち18戸が約5ヘクタールで加温栽培を手掛ける。
2017年産は台風などによる被害が少なく、玉太りや糖度も上々。
露地ものなども含め860トンの収量を見込む。
収穫祭は江崎晃さん(54)の農園であり、生産者やJA関係者ら約50人が出席。
収穫作業の安全や高値販売などを祈願した。
加温デコポンは、関東や関西などで12月1日に始まる県産デコポン販売に向け、今月20日に収穫を開始。
江崎さんは「今年は、ほどよい酸味と高糖度に仕上がり、品質には自信がある。生産者自慢のデコポンを味わってほしい」と笑顔で話した。(飯村直亮)


デコポン(不知火) は、1972年に長崎県果樹試験場にて、「清見」と「ポンカン」を交雑して生まれた品種です。
デコが現れやすく果面も荒く果皮色も薄い上に果形の不揃いなど、外観上の不良が多く、品種として選抜されるには至りませんでした。
しかし、糖度が高く食味が優れることから、不知火町は品種名:不知火として品種登録し、町ぐるみでの栽培に取り組みました。
当初、見た目が悪いため売上の不振が続きましたが、「デコポン」という、その見た目を逆手に取ったネーミングを付け売り出したところ、徐々に人気が浸透し、柑橘の王様と呼ばれるようにまでなりました。
よく知られている名前「デコポン」は、熊本県果実連の商標登録です。
熊本グルメ市場では「デコみかん」を販売しています。

熊本が誇る柑橘の王様デコみかん。
そのユニークな見た目と、味・香り・食べやすいと優れた食味からとても人気の高いフルーツです。