くまモンが山形に復興支援に感謝

02月07日　18時59分
熊本県の人気キャラクター「くまモン」が７日、山形県庁を訪れ、おととしの熊本地震での支援に対して吉村知事に感謝の思いを伝えました。
くまモンは、おととし４月に起きた熊本地震の被災地への支援に対する感謝の気持ちを伝えるため、全国の自治体を訪問していて、７日は山形県庁を訪れ、吉村知事と面会しました。

山形県は熊本地震の支援で、職員のべ８８人を派遣するなどしていて、くまモンは、
「おうえんありがとうだモン」と書いた色紙と特産品のかんきつ、「デコポン」を吉村知事に手渡しました。
これに対し吉村知事は、「山形県は東日本大震災で被災者支援をした経験があるので、できる限りの支援をさせていただきます。県民みんなが被災地の１日も早い復興を願っています」と励ましていました。

面会には、地震のあと、山形県から派遣された県職員６人も同席し、くまモンは１人１人とハイタッチして再会を喜んでいました。
熊本県によりますと、地震から１年１０か月がたった今も、４万人以上が仮設住宅などで暮らしているということです。
熊本県東京事務所の渡邉純一所長は、「直下型の地震で家屋の被害が大きかったが、がれき処理は９割以上終わり、今は、仮設住宅に住む被災者の生活再建が最重要課題です。引き続き支援をお願いしたい」と話していました。