１３日の県内は暖かく熊本市で２１．４度を記録するなど各地で２０度を超えました。
この陽気の中、県内の早咲きの桜が満開となっています。
菊陽町にある富士フイルム九州の敷地南側に植えられた約２００本の『春めき桜』は２０００年に神奈川県南足柄市で品種改良され誕生。
淡いピンク色ですが満開をすぎると白く変わるのが特徴です。
一直線に並んだきれいな桜並木に多くの見物客が訪れ「感動！今年も母に見せることができた」「８８歳になって初めて来た。こんなにいい花を見せてもらって、まだ長生きしないと」など感激の様子でした。
人吉市の温泉旅館では早咲きのサクラ『長州緋桜（ひざくら）』が見頃になりました。
九州では鹿児島市の磯庭園など数カ所でしか見られない珍しい品種で、ソメイヨシノより花の色が濃いのが特徴です。
今年は１月と２月の冷え込みで例年より１０日ほど開花が遅れましたが、このところのぽかぽか陽気で次々と咲きました。
敷地内には２センチほどの小さな花がびっしりと咲く『豆緋（まめひ）寒桜』もあり今が満開ですが、見頃が長く続くのでもうすぐ満開となる長州緋桜と共に来週いっぱい楽しめそうです。
