前線を伴った低気圧の影響で２４日の県内は各地で雨脚が強まり、宇城市三角町では正午すぎまでの１時間に３５．５ミリと４月としては過去４０年間で観測史上１位の激しい雨となりました。
天草市の牛深や本渡でも雨量が１００ミリを超え、４月１カ月の半分以上の雨が１日で降ったことになります。
この雨で熊本空港では旅客機が水しぶきを上げながら滑走路を走る姿が見られ、熊本城ではひとつだけ乗せられたしゃちほこが白くかすんでいました。
降り始めから午後５時までの雨量は、宇城市で１１３ミリ、天草市本渡で１１２ミリ、五木村で１０３ミリ、熊本市で８６.５ミリなどとなっています。
きょうの熊本市は、朝から一日中雨のお天気でした。
特にお昼から3時ころまで3時間は強い雨が降りました。
普通の春雨はしとしと降りますけど、まるで夏の雨でした。
熊本市の最低気温は平年より3度高めで、最高気温は平年より1度低めになりました。
冷や冷やした感じの一日でした。
県下の最低気温はあさぎり町で16度1分、南阿蘇村で13度6分、阿蘇市乙姫で12度9分、益城で13度4分、南小国町（黒川温泉）で12度3分、菊池市で13度7分、人吉で15度7分、熊本市で14度2分でした。
各地の最高気温は熊本市で21度6分、菊池で20度4分、人吉で20度4分、水俣で22度4分、八代で23度3分となりました。
あさぎり町で21度0分、南小国で19度1分、阿蘇市乙姫で18度5分、益城で21度0分、南阿蘇で19度2分となりました。
なお、牛深で21度7分となりました。
