麦畑、黄金に輝く 嘉島町
018/5/22 20:45 ©株式会社熊本日日新聞社
麦秋の季節を迎え、パッチワークのように見える麦畑＝２２日夕、嘉島町（高見伸・小野宏明、小型無人機で撮影）
県内有数の小麦の産地として知られる嘉島町で、実った麦の穂が金色に色づく「麦秋」の季節を迎えている。
同町役場付近では２２日、初夏の陽光を浴びた広大な麦畑が黄金色に。
夕暮れになると畑の色は深みを増し、下校する中高生らの自転車が走り抜けるなど、のどかな風景が見られた。
ＪＡかみましきによると、同町ではパンや麺用の小麦２品種を約６００ヘクタールで栽培。
収穫を控え畑の様子を見に来た農家の石坂幸一さん（７９）は、「ことしは気候に恵まれ、生育は順調」と話した。
収穫は５月末に始まる見通し。（高見伸）
