masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

先週の熱中症搬送者164人 熊本県

08月15日 16時36分
県内で先週1週間に熱中症で病院に搬送された人は164人に上り、去年の同じ時期に比べて1.6倍に増えたことが、総務省消防庁のまとめでわかりました。
総務省消防庁は、異変を感じた場合は、ためらわずに救急車を呼んでほしいと呼びかけています。
総務省消防庁によりますと、今月6日から12日までの1週間に県内で熱中症で病院に搬送された人は、去年の同じ時期より1.6倍増え164人に上りました。
これでことし4月末からの搬送者数は合わせて1410人となり、去年の同じ時期のおよそ1.3倍に達しました。
先週の搬送者の症状の程度は、3週間以上の入院が必要な「重症」が2人、入院が必要になる「中等症」が89人、「軽症」が73人などとなっています。
また、年齢別では65歳以上の高齢者が86人と最も多く、次いで18歳から64歳が49人、乳幼児を含む18歳未満が29人でした。
総務省消防庁は、部屋の温度をこまめにチェックして冷房を適切に使うほか、こまめに水分を補給し、特にお年寄りなどは気づかないうちに水分が奪われることがあることから、のどが渇いていなくても水を飲むようにするなど、熱中症に十分な対策を取るよう呼びかけています。
そして、めまいや立ちくらみ、手足のしびれなど熱中症の症状が確認された場合は涼しい場所へ移動し、保冷剤で体を冷やすなどの応急手当を行ったうえで、症状が改善されず、受け答えがおかしいなどの意識障害やけいれんなどの重い症状がみられた場合は、ためらわずに救急車を呼ぶよう呼びかけています。