masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

神社のご神木倒れ住宅直撃 台風の強風で 徳島

2018年9月5日 22時07分台風 被害
徳島県美馬市で4日、台風21号の風で神社のご神木とされるケヤキが倒れ、直撃を受けた隣の家が全壊する被害が出ました。けが人はいませんでした。
徳島県美馬市脇町の若宮神社の境内には樹齢300年以上とされる直径1mほどのケヤキがあり、地元でご神木として親しまれてきました。


近くの人たちなどの話では、4日、台風21号が徳島県に上陸する直前の午前11時すぎ、ケヤキが根元から倒れ、隣の2階建ての住宅を直撃したということです。
当時、この家には80代の夫婦がいましたが、けがはありませんでした。
夫婦によりますと、風の音が強まった直後に大きな衝撃があり、天井の板や屋根瓦が室内に落ちてきたということで、徳島県によりますと、住宅は全壊しました。
一夜明けた5日、神社の氏子たちが倒れた木をチェーンソーで切断し、撤去する作業に追われていました。
氏子の70代の男性は「古くからあるご神木が倒れたのは寂しいですが、けが人がなくてなによりです」と話していました。
美馬市では4日午前11時前、25.5mの最大瞬間風速を観測し、9月としては統計を取り始めてから最も強くなりました。


国の天然記念物のケヤキ折れる 山梨 上野原

2018年9月5日 22時05分台風 被害
台風21号の影響で、山梨県上野原市では、樹齢800年以上とされ、国の天然記念物に指定されているケヤキの幹の一部が折れる被害がありました。


山梨県の上野原小学校の校庭にある「上野原の大ケヤキ」は、樹齢800年以上と推定され、昭和19年に国の天然記念物に指定されています。
5日朝、小学校の職員が見回りをしていたところ、3つに分かれた木の幹のうち、1本が折れているのを見つけたということです。


上野原市は台風21号の接近で4日は風が強まり、気象庁の観測ポイントがある隣の大月市では4日午後5時47分に18.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
折れた幹は直径50センチほどありますが、4日から5日にかけての強風で折れたとみられ、市の教育委員会文化庁と協議して今後の対応を検討するということです。
上野原小学校の石井明宏校長は「私もこの小学校の卒業生で、生活の一部としてケヤキがあったのでショックが大きいです」と話していました。

関西の停電 約35万7000戸(午後7時)

2018年9月5日 21時25分台風 影響
関西電力によりますと、台風の影響で午後7時現在、関西の2府4県の合わせておよそ35万7000戸で
停電が続いています。
このうち、
大阪府ではおよそ22万1000戸、
和歌山県ではおよそ5万4000戸、
兵庫県ではおよそ4万2000戸、
京都府ではおよそ3万戸、
滋賀県ではおよそ6000戸、
それに奈良県でおよそ4000戸となっています。


大規模な停電は4日の昼ごろから続いていて、丸1日以上停電している地域も多くなっています。
電柱が倒れたり折れたりする被害がこれまでにおよそ370か所で確認されているということです。
電力会社は協力会社と合わせて8000人態勢で復旧作業にあたっていて、7日には大部分で復旧できるよう目指すとしています。
また、折れた電柱や切れて垂れ下がった電線は大変危険なため、絶対に近づかないよう呼びかけています。