masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本市電、乗客数1109万人 17年度、平成以降で最多に

2017年度の乗客数が1109万人となった熊本市電熊本市中央区
2017年度の熊本市電の乗客者数は前年度比3・6%増の1109万3946人で、平成に入り最多となったことが市交通局のまとめで分かった。
1千万人超えは7年連続。
市交通局は「熊本地震で落ち込んでいた観光客数の回復が寄与した」と分析している。


市交通局によると、16年の熊本地震で一時的に落ち込んだ観光客数が17年には500万人に回復したこともあり、通常の乗車券利用者は2・8%増の900万6435人。
外国人観光客に好評の1日乗車券も6万人ほど増えたという。
定期券を使った乗客数も7・2%増と伸びが目立ち、「路線バスから市電利用に変えた市民も多いのではないか」と推測する。
乗客数増に伴い、運賃収入も3・1%の増。
17年度の交通事業会計決算の純損益は4億6580万円の黒字になった。黒字は9年連続。
今の路線になった1972年度の乗客数は1886万人。
その後のマイカーの普及に伴い、平成に入った89年度には881万人まで落ち込んだ。
一時回復したが再び落ち込み、2011年度、再度1千万人台に達した。
「2000年度ごろは環境への意識の高まりや景気の冷え込みなどが影響し、増えたのではないか。
11年度は九州新幹線全線開業と市電とJRの新水前寺駅を連絡橋でつなぎ、乗り継ぎしやすくした結節事業の成果」と分析する。
18年4〜7月の乗客数も前年並みで、18年度も黒字を見込む。
19年4月には全車両にWi−Fi(ワイファイ)を整備。