11月26日 15時30分 NHK
宇城市では成長の早い早生品種のポンカンが収穫のピークを迎えていて、生産者が作業に追われています。
宇城市小川町は県内有数のポンカンの産地で、６軒の生産者が栽培を行っています。
今月２３日から収穫が始まり、高岡澄子さんの広さおよそ４０アールの畑でも、家族やパート、あわせて８人が作業に追われています。
高岡さんたちははさみを使って、１５０グラムから２００グラムほどに育ったポンカンを丁寧に摘み取っていました。
「ＪＡ熊本うき」によりますと、ことしは春から夏にかけて晴れの日が多かったため色づきが良く糖度も高くなり、良好な仕上がりだということです。
高岡さんは「ことしも美味しいポンカンができました。多くの方に、贈り物としてだけでなく、家族団らんの場でも食べていただきたいです」と話していました。
「ＪＡ熊本うき」では、例年並みの総出荷量、４０トンを見込んでいるということで、主にお歳暮シーズンの贈答用として、九州各地へ向けて出荷される予定になっています。
