7月21日分
2019年7月21日 17時34分西日本大雨
湿った空気の影響で九州北部では、21日未明から発達した帯状の積乱雲がかかって猛烈な雨が降り、記録的な大雨となりました。
気象庁によりますと、朝鮮半島に進んだ台風に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、九州北部では21日未明から「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲が次々と流れ込みました。
21日午前6時前までの1時間に、福岡県久留米市で90ミリ、佐賀県鳥栖市で81.5ミリの猛烈な雨を観測したほか、周辺ではレーダーによる解析で1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は各地に記録的短時間大雨情報を発表しました。
福岡県久留米市では21日夕方までの24時間の雨量が平年の7月1か月分を上回る335.5ミリに達し、観測史上最も多い記録となりました。
今日の熊本市は、一日中曇り一時雨のお天気になりました。
熊本市の最低気温は平年並みで、最高気温は平年より4度低くなりました。
県下の最低気温はあさぎり町で24度2分、南阿蘇村で23度1分、阿蘇市の乙姫で22度4分、益城で24度1分、南小国町(黒川温泉)で22度6分、菊池市で24度6分、人吉で24度3分、熊本市で24度8分でした。
最高気温は熊本市で38度8分、菊池で28度9分、人吉で26度8分、水俣で28度7分、八代で29度1分となりました。
あさぎり町で28度0分、南小国で28度7分、阿蘇市乙姫で25度8分、益城で28度4分、南阿蘇で27度4分となりました。
なお、牛深で28度0分でした。