masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本県産のり 今季初の入札会

12月07日 11時28分
有明海で養殖された熊本県産のりの今シーズン最初の入札会が、熊本市で行われています。
熊本市西区熊本県漁連で行われている入札会には、熊本県沖の有明海で養殖された、およそ1800万枚ののりが出品され、会場には関東や関西など全国から、買い付け業者およそ300人が集まりました。

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業者の人たちは、のりを手に取って色つやを確かめたり、焼いて試食したりして品定めしながら、希望の値段を書き込んでいました。
熊本県漁連によりますと、今シーズンは気温が高い日が多く、雨量も少なかったことから、プランクトンが発生するなどしてのりの成長が遅れ、例年より1週間ほど収穫が遅れたという
ことで、初入札の出品数としては去年の半分にとどまり、過去最低だということです。
一方、2週間ほど前から海の状態は回復し、色つや味それに香りは上々のできだということです。
熊本市の菓子メーカーから入札に参加した業者は「シーズン当初は心配しましたが、数は少ないものの、例年と変わらずいいのりができていると思います」と話していました。
熊本県産の養殖のりの入札会は来年4月まで9回開かれる予定で、およそ8億2000万枚、90億円の売り上げを目標にしているということです。