12月25日 10時39分
24日夜、パイプオルガンによるクリスマスイブのコンサートが、熊本市の教会で開かれました。
このコンサートは、毎年、クリスマスイブに合わせて開かれていて、熊本市中央区の熊本白川教会には、およそ300人が集まりました。
演奏したのは、福岡を中心に活動するオルガニストの古賀智子さんと、白川教会に所属するオルガニストの合わせて3人です。
礼拝堂では、さまざまなクリスマスソングが演奏され、訪れた人たちは、美しいパイプオルガンの響きに聞き入っていました。
会場では、献金が募られ、今回、集まったお金は、熊本地震やことし大きな被害をもたらした台風19号の被災地に寄付されるということです。
コンサートに訪れた40代の女性は「パイプオルガンの音色が天から降りてくるようで感動した。
聞きに来てよかった」と話していました。
コンサートを主催した、熊本県パイプオルガン実行委員会の森眞樹子委員長は「今年は特に災害が多かった年だったので、チャリティーコンサートを開いた。来年も引き続き開催したい」と話していました。