2020/2/2 21:00 (JST) ©株式会社熊本日日新聞社
黄緑色のラインが浮き上がった畑で、ローラーを使って麦踏みする農家=2日午後、嘉島町(小型無人機で撮影)
熊本県内有数の小麦産地・嘉島町では、冬の風物詩「麦踏み」作業が進んでいる。
晴天に恵まれた2日は、日差しを浴びた広大な畑で、ローラーを引く農家の姿があちこちで見られた。
根張りを促す麦踏みは、年末から3回ほどに分けて行われ、今月いっぱい続くという。
同町の農業田上勇一さん(56)は「今季は暖冬で生育が早い。最近は雨続きで作業が進まなかったが、ようやく天候が回復してほっとした」と話していた。
JAかみましきによると、同町の小麦の作付面積は約580ヘクタール。(高見伸)