masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

宇城広域連合南消防署 築後7年で亀裂、水漏れ 

今朝は曇り空でしたけど、お昼から晴れて、とても暖かくて、熊本市で最低気温は、10.7度でした。
県下、阿蘇市で5.0度、南小国で6.0度、あさぎり町で11.3度で、菊池市で7.8度でした。
阿蘇市が一番寒い朝になりましたけど、さすが氷点下にはなりませんでした。
現在3時半、熊本市で20度くらいです。
さて、宇城広域連合南消防署の建物が、筑後7年で雨の日などににじみ出た水で、壁のしみができ、床も傷ついているとのこと。
おまけに、亀裂から、鉄筋のさびと思われるものがにじみ出て、しかも外壁に無数の亀裂(幅約0・2ミリ)が見つかったと。
それも一部2階建ての事務棟、5階建ての訓練塔、4階建ての訓練塔全てに亀裂があるとのこと。
3棟の建設工事は07年、当時の宇城広域消防衛生施設組合が発注。
設計価格は計4億4848万円(税抜き)だったが、30社が参加した同2月の指名競争入札で芦北町の業者が2億3330万円(同)で落札。
約8カ月で完成し、同11月1日から業務を始めた。
その施工業者とは8年夏ごろから連絡が取れなくなり、その後、倒産が確認されたとのこと。
しかし、約4億5千万円を2億3千万円で施工するとは驚きです。
このころは、私も県市町村の単価表を作ってましたけど、まったく余裕のない単価でした。
大手ゼネコンなら別ですけど、地場業者さんにはきついくらいでした。
建設物価の金額は、地元小さな業者さんでは納入できるのかなと思いました。
ただ不況で、みんな仕事が欲しくて無理して受注してましたね。
着手前に前渡金があり、工事の途中で中間出来高払いがあり、資金繰りに苦労してる業者の方は無理してでも工事を請けられてました。
ですから、監理をしてた設計業者は、普通材質検査はもちろん施工検査はきびしくやってました。
生コンの品質や打設の時の施工方法や、防水材などなどの問題はどうだったのでしょう。
それに、約半値近い金額でまともな工事ができるのでしょうか。
普通は最低限の入札価格が設定されるのですけど、それもないとはおかしな話です。