masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

7月13日の誕生花と花言葉

《 7月13日の誕生花と花言葉

カライトソウ(唐糸草・バラ科
深い思い

 学名:Sanguisorba hakusanensis
 花期:夏


夏に枝の先に穂状花序を出します。つぼみの頃は上を向いていますが,先の方から順に開花しはじめるとだんだんと重くなるので下に垂れ下がるようになります。


全体は赤紫色に見えますが,花びらはなく,萼片が 4 枚,雄しべが萼片より長く突き出すのでこの花糸の色が目立つのです。
和名は,このさまを唐糸に見立てたものです。
本州中部地方のおもに日本海側の亜高山から高山にみられるということですが,山野草として園芸店でも売られています。
カライトソウは白山や白馬山など、主に日本海側の亜高山帯の草原に生育する多年草
和名は唐から渡来した美しい絹糸を連想してとの事であるが、学名の種小名はハクサンエンシスであり、白山で目立ったのであろう。植物は低地に移植すると高さ1mを超えるが、白山の自生地ではそれほどの高さになることはないと思われた。
葉は奇数羽状複葉で、ワレモコウよりも大きく、またやや厚く、やわらかいように思えた。

花は先端から咲き、長い雄しべが総状になって美しい。
霧の中では露を蓄えてみすぼらしくなってしまう。霧の多い山地帯では、生殖には不利ではないかと思うが、どうなのであろう。好天の際にさっさと受精を済ませ、露を吸っているのはすべて用が済んだ後の賑わいなのかもしれない。