きょうの熊本市は、曇り時々雨で、気温は平年より低かったです。
けさの最低気温は熊本市で3.8度で、最高気温は9.1度でした。
県内の最低気温、菊池で1.1度、人吉市で2.7度で、南小国で氷点下0.9度、
阿蘇市乙姫で氷点下1.2度になりました。
昨日は鏡開きでしたけど、何もしませんでした。
お正月の飾り物と言えば、門松やしめ飾りなどありますが、
やっぱり「鏡餅」ですよね?
昔の我が家はかまどや、神棚や、仕事場のミシン台に私の机にまで飾りました。
NHKの「美の壷」で、「ふくぶくしく 鏡餅」は“二段にミカン”だけではありません!実は土地の歴史によって様々。
京都人は家中に供え、かまどにはなんと三段重ねを!
金沢では紅白のお鏡、岩手県一関の農家では一年12か月で十二個の餅を竹かごに並べる。
でもなぜ”鏡”なんでしょうか?
これは、昔の鏡を例えたもので、昔の鏡は、青銅製で丸い形をしていました。
そして、その鏡というのは、よく神事などで用いられいました。
そこで神仏にお供をする際に、 餅を丸く形どり、鏡に見立ててお供をするようになりました。
また、この餅は、三種の神器の一つ、
「八咫の鏡(やたのかがみ)」を形どったものと言われ、ほかの二つの神器、
「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」は橙(だいだい)、
「天叢雲剣(あめのむらくも)」は串柿で見立てているとされています。
鏡には神様が宿ると言い伝えられており、鏡を形どった餅を飾ることで、
神様と一緒に一年の初めを祝うために、お正月に飾るようになりました。
また、この餅は、三種の神器の一つ、
「八咫の鏡(やたのかがみ)」を形どったものと言われ、ほかの二つの神器、
「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」は橙(だいだい)、
「天叢雲剣(あめのむらくも)」は串柿で見立てているとされています。
鏡には「鑑みる(かんがみる)」という意味もあったとされ、
去年までの行いをかえりみて、良い手本や規範と鑑みるために、
一年の初めに鏡餅を飾るようになったのかもしれませんね。
地方や習わしによって、飾り付けは様々ですが、基本的な飾りの意味を、
これは円満に年を重ねるという意味があり、大小の餅は、陽の太陽と陰の月を表しています。
みかんを乗せる意味は、みかんの色は”だいだい(橙)色”。
子孫が代々(=橙=だいだい)栄えるようにという、縁起を担いだ語呂合わせ。
また、鏡餅を乗せる台を三宝(さんぽう)という。
尊い相手に物をさし上げる時に、台に乗せることが礼儀であったことから、使われています。
裏白(うらじろ)は、古い葉と新しい葉が一緒に成長するシダの特徴から、
末永く反映する願いが込められています。
串柿は、柿は長寿の木のため、縁起物としてよく供えられていました。
「幸せをかき集める」などと言われています。
するめは日持ちがいいことから、末永く幸せが続く意味があります。
地方によっては、扇を飾ったり、昆布を飾ったりしますが、
どの飾りにも幸せを願う意味が込められています。