masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

小さな旅 夏「花の峰 慈しみ〜北海道 アポイ岳〜」 

きょうの午前11時5分から、NHK「小さな旅」がありました。
私はアボイ岳など全然知りませんでした。
北海道自体全く意識することもありませんでした。
でも、この番組を見て、自然の美しさに魅了されました。

北海道日高地方の様似町にあるアポイ岳
標高810mにもかかわらず、特殊な自然環境のために高山植物が約80種自生する。


中には固有の種も多く、花々を求めて、多くの登山者が訪れる。
この“花の山”に、町の人々は幼い頃から親しんできた。
美しく、かれんな花や自然の楽しみ方を地元の人たちに教えてもらいながらの登山。
貴重な高山植物を次世代に引き継ぐ活動なども紹介する。人々の「心の山」を味わう旅。
【語り】山田敦子
イブキジャコウソウ、エゾコウゾリナ、アポイハハコ、
オヤマソバなど多くの花々が咲いています。


例年よりも咲くのが少し早い気がしますね。
山が「幌満橄欖岩」と呼ばれているかんらん岩でできており、特殊な自然体系となっていることにから、1952年に高山植物帯が「アポイ岳高山植物群落」として国の特別天然記念物に指定された。
1981年には日高山脈襟裳国定公園の特別保護区となった。

標高が低いわりに、特殊な岩体のため森林が発達せず、「蛇紋岩植物」が生育する高山植物の宝庫として有名である。
花の百名山となっている。
アポイ岳では、その特殊な土壌・気象・地理的環境によって、低標高ながら高山植生が成立しています。


ここには、ヒダカソウ(写真)などのここにしかない花を含む多くの固有植物が生育しており、アポイ岳高山植物群落は国の特別天然記念物にも指定されています。
また、高山植物だけでなく、固有種のカタツムリ「アポイマイマイ」のほか、日本ではここにしか生息しない蝶
「ヒメチャマダラセセリ」や氷河期の遺存種「エゾナキウサギ」など、アポイ岳ジオパークには、自然環境を学び楽しむための多様で貴重な生態系が残されています。

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草、学名:Thymus quinquecostatus )はシソ科イブキジャコウソウ属の小低木。
別名、イワジャコウソウ、ナンマンジャコウソウ。
特徴[編集]
茎は細く、地表を這い、よく分枝する。枝には短い毛があり、直立して高さは3-15cmになる。
葉は茎に対生する。葉身は卵形から狭卵形で、先端は鈍頭、長さ5-10mm、幅3-6mmになり、縁は全縁になる。
全体に芳香がある。

アポイ岳では登山道以外立入禁止になりました!
アポイ岳では、高山植物保護のため、2006年4月1日から登山道以外の場所は立ち入り禁止、
幌満登山口は閉鎖となりました。
違反者は北海道の条例により罰せられますのでご注意ください。


■ストックの先にはゴムキャップを!
鋭いストックは、花と登山道を傷めます。ストックを使う場合は、先にゴムキャップを必ずつけましょう。
スペアのゴムキャップは、アポイ岳ビジターセンターでも発売しています。
■交通案内 アクセス
 ・バス、鉄道時刻表もあります
アポイ岳ビジターセンター
■アポイ山荘/宿泊・入浴

◆開花情報
シーズン中は、アポイ岳ビジターセンターから、最新の開花状況を随時お伝えしています。

アポイ岳ジオパークビジターセンター 
 ・登山案内、開花案内
 ・アポイ山麓公園・キャンプ場について
  電話 0146−36−3601
  開館 9:00〜17:00
  4月1日〜11月末まで無休
 12月〜3月は展示施設は閉館していますが、職員は平日常駐していますので、お問い合わせ等がありましたらご連絡ください

●様似観光案内所「みな様に」(JR様似駅内)
 ・様似の観光案内とおみやげ品
 電話 0146−36−2551
 営業時間 8:30〜16:30
 シーズン中無休

●様似町役場 商工観光課
 電話0146−36−2120
 (平日 8:45〜17:30)