masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本地震における主な事件

4月14日の発生した『熊本地震』では、発生直後から自然災害と共に、あることについても不安の声が多数あげられていました。
『火事場泥棒』
これは元々、火事で混乱した現場で窃盗を働く行為、または窃盗を働く者のことを言います。
このことから現在では、混乱に乗じた窃盗なども火事場泥棒と呼ばれています。
近年、自然災害が起きた被災地では、残念なことに火事場泥棒が多発しており、社会問題の一つとして取り上げられるケースが多く見られます。
そして今回の熊本地震の被災地でも、やはり火事場泥棒が多発していたのです
熊本県警によれば、地震発生後に起こった主な事件に関して、以下のような現状が発表されています。
事件が起こった市町村
熊本市 19件
益城町 9件
大津町 3件
•南阿蘇村 2件
•御船町 1件

事件の種別
•空き巣(未遂含む) 23件
•出店荒らし(飲食店、携帯電話販売店) 2件
•忍び込み 1件
•旅館・ホテル荒らし 1件
•建造物侵入 1件
•金庫破り 1件
•事務所荒らし 1件
•避難所での置き引き 1件
•物置荒らし 1件
•ビニールハウス荒らし 1件
•車上狙い 1件

また、熊本県だけではなく鹿児島県では、女子大生が男に「熊本で震災に遭った」と声をかけられ、信用して1万円を渡してしまったという『寸借詐欺被害』も報告されています。
その他には『市役所職員』を名乗る男が義援金を要求したり、『義援金』を語る不審な電話が、全国でこれまでに9件確認されています。
このように災害を利用した犯罪は多種多様なため、少しでも不審に感じたら、すぐに110番通報を心がけておかなければなりません。
特にこれからは復興に向けて、募金や義援金に関する犯罪が増加することが懸念されます。
義援金は戸別に要求されることはあり得ません』
これは必ず覚えておいた方がよさそうです。