masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

長崎と天草の潜伏キリシタン世界遺産に推薦決定

政府は天草市の粼津集落を含む「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界文化遺産に推薦することを正式に決めました。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は潜伏キリシタンが暮らした天草市の粼津集落や長崎市大浦天主堂など12の資産で構成されています。



粼津集落を含めた世界遺産については(旧名称長崎の教会群とキリスト教関連遺産)2年前にも政府が推薦を決めたものの、ユネスコの諮問機関「イコモス」から「禁教の歴史に焦点をあてるべき」との指摘を受け推薦が取り下げられ、「教会建築」から「禁教期の歴史」へ構成を見直し再度、登録にむけた準備をすすめてきました。
政府は来月1日までに推薦書をユネスコに提出。
ことし夏から秋ごろに「イコモス」が現地を調査し来年5月ごろには登録にふさわしいかどうかの見解をまとめユネスコ世界遺産委員会に勧告し夏に開く会合で正式に登録の可否が決まります。
また、奄美大島と徳之島、それに沖縄本島北部および西表島について、国際的にも貴重な希少種や固有種が多く存在し、生物多様性を守る観点からも重要だとして、世界自然遺産に登録するようユネスコに推薦することを決めました。