masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本地震の県外避難は945人

熊本地震の影響で、県外の公営住宅などに避難している人は945人に上っていることが県の調査で分かり、県は、対策を強化したいとしています。
県によりますと、去年12月末時点で、県外の自治体の公営住宅やみなし仮設住宅などに避難している人は945人に上っています。
被災者は、全国各地で避難生活を余儀なくされていて、196世帯388人の福岡県を筆頭に32都道府県に上ってます。
福岡県の次に避難者数が多かったのは長崎県の28世帯69人で、宮崎県26世帯67人、愛知県28世帯57人、佐賀県26世帯50人となっています。
県外の親類宅や知人宅に身を寄せた避難者数は把握できていないという。
県外避難者の数は、今回初めてまとめました。
県によると、公営住宅に376世帯805人、みなし仮設に84世帯140人が入居。
こうした県外の避難者は、生活再建などの情報が届きにくいうえ、「避難先での孤立」のリスクもあることから、県は、自治体などと連携して実態把握や情報提供などに力を入れていきたいとしています。
熊本地震には災害救助法が適用され、公営住宅に避難してから最長1年間、家賃は無料になる。
自宅が全壊するなど仮設住宅の入居要件を満たせば原則2年間、無償提供される。
県は「最終的には、熊本に帰ってきていただきたいと考えているため、見守りや情報提供などの対策を強化したい」と話しています。