masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本市電 5014号車 復活運行

熊本市電では、老朽化で運行を中止していた連接車両の運行を8年ぶりに再開しました。


熊本市電では、老朽化で運行を中止していた連接車両の運行を8年ぶりに再開しました。
27日から運行を再開したのは、「市電5014号車」です。
この車両は39年前、熊本市西鉄から購入し、2009年までの31年間熊本市電で運行され、その後老朽化のため運行を中止していました。
熊本市交通局では今回、輸送強化の取り組みとしてこの車両の駆動部分や電気系統を修理改造し、外装も元のデザインを再現して運行を再開しました。
市電5014号車は超低床型車両以外では唯一の連接車両で、定員も130人と熊本市電の車両の中で一番の定員数となります。
この車両は、ら朝のラッシュ時に上熊本〜健軍間で1日1往復運行します。

市電5014号車復活
車体を修理改造し、福岡市内を走っていた西鉄時代の塗装を施しました。
5014号車は2両連接の路面電車です。
1957〜1978年まで西鉄が1000形電車として運行していた車両を買い取りました。
2009年まで約30年間、熊本市内を走りましたが、車体の劣化などで現役を退き、上熊本駅車両基地に保存されていました。
乗車定員はワンマン車両の倍近い130人で、市電の超低床型車両に比べて車内が広いのが特徴です。
ラッシュやイベント時に市電が満員で乗れないという市民の声を受け、昨夏から西鉄に車両修理を依頼していました。
「懐かしい姿をもう一度見たい」とのファンの声も多く、車体のカラーを往時と同じように、上部をクリーム色、下部を栗色に塗装し直しました。