masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本城のしゃちほこを復元へ

熊本地震への支援を続けてきた日本財団が熊本城天守閣のしゃちほこを復元する計画を明らかにした。
日本財団笹川陽平会長は蒲島知事を訪ね、これまでの復興支援活動について報告した。
さらに、熊本城の新たな再建支援として、大小2つの天守閣にあった2組のしゃちほこを復元すると明らかにした。


しゃちほこは今年7月に完成し、8月から一部を熊本市役所に展示する予定。
日本財団による熊本地震への支援は、総額127億4000万円あまりとなる。
日本財団は、来月熊本市内の事務所を閉じる予定。
[ 4/11 15:05 熊本県民テレビ]
熊本城総合事務所(熊本市)によると、天守閣の東西に載っていた二つのしゃちほこが天守閣上からなくなっていた。
地震の揺れで屋根から落下したものとみて、同事務所が捜していた。
城に四つある入り口のうち、南の須戸口門につながる重要文化財の長塀(約242メートル)が長さ約100メートルにわたって倒壊。
須戸口門近くの複数の櫓(やぐら)の壁がはがれたり、ひび割れが入ったりしているという。
同じく重要文化財宇土櫓は壁のしっくいの一部がはがれていることが確認された。
北西側にある頰当(ほほあて)御門の正面と右側の石垣が崩れ、城内に入る通路をふさいでいる。
石垣の崩壊を計6カ所で確認しているという。
このほかにも石垣の落石が城内の複数箇所で確認された。
同事務所は「これまでも地震の際に被害は出ているが、ここまでの大きな被害はなかった」と話している。