熊本市の下通アーケードに完成した複合商業施設『ＣＯＣＯＳＡ』が２７日、グランドオープンし、多くの買い物客でにぎわいました。
３年前に閉店したダイエー熊本下通り店の跡地に建設され、オープンを待ち望んだ買い物客約３０００人が開店前から長い列をつくりました。
地下１階には健康と美容にスポットを当てたイオン系のスーパー、１階〜４階には衣料や雑貨、家具など３０代の女性をターゲットにした４４のテナントが入っていて、そのうち３０店が熊本初です。
スマートフォンのアクセサリーを専門に扱うショップや伸び縮みする布が特徴のビーズソファーの専門店など見るだけでも楽しい店が並びます。
５階にはこれまでの２倍の広さがあるという西部ガスのショールーム、若い世代が気軽に足を運べるようにと下通りにあった献血ルームも移転オープンしました。
買い物客は「楽しみにしていた」「これまでにない感じ」と話していました。
幅広い年齢層の買い物客が見られましたが、メインターゲットは３０代女性。
近くにある百貨店などとは違った魅力で買い物客の取り込みを図りたいとしています。
熊本いちの繁華街でショッピングを楽しむ買い物客のパワーとにぎわいは地震からの復興に向かう熊本を力強く後押ししてくれそうです。
