masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

夏の高級魚ハモ漁始まる 天草市

06月23日
夏の高級魚として知られるハモの水揚げが天草市で始まりました。
天草市倉岳町漁協では8隻の船が八代海でハモ漁をしていて、ことしは今月中旬から漁が始まりました。
23日朝は、3隻の船がはえなわで釣り上げた生きたままのハモを合わせて70キロほど水揚げしました。

漁港では、かごの中で勢いよくうねるハモにかみつかれないよう、特殊なはさみを使って大きさごとに仕分けする作業に追われていました。
倉岳町漁協では「倉岳えびすハモ」の名前で、生きたまま主に関西方面へ出荷しています。
夫婦で40年ほどハモ漁をする山崎美津子さん(68)は「ことしは漁のエサに使う小アジが少なくてあまり漁に出ていません。これから漁ができて、ハモが取れるようになればいいと思います」と話していました。
倉岳町漁協のハモ漁は8月中旬頃まで続きますが、ことしは去年よりやや少ない5、6トンほどの出荷を見込んでいるということです。
ハモは関西地方で人気が高く、特に京都では「祇園祭」は「ハモ祭り」と呼ばれるほど夏には欠かせない食材として親しまれています。
「梅雨の水を飲んで美味しくなる」といわれるようにこれからが本格的なシーズンで、出荷は祇園祭が行われる7月頃がピークです。