2017/7/14 22:30
くまモンのラッピングバスのお披露目会で、くまモン体操を披露する春日保育園の園児ら（手前）。
車体には熊本城なども描かれている＝１４日、熊本市
熊本地震の影響で落ち込んだ県内観光を盛り上げようと、七城観光バス（菊池市）は車体や内装にくまモンをあしらったラッピングバスの運行を始める。
ＪＲ九州と協力して企画。１４日、熊本市のＪＲ熊本駅前でバスのお披露目会を開いた。
新規導入した大型バス（定員約５０人）２台に１４００万円かけてくまモンをラッピング。
１台は熊本城や辛子れんこんなど県内の名所・名物をあしらい、もう１台は花や風船と組み合わせた。
座席やカーテンにもくまモンが描かれている。８月までに２台追加し計４台にする予定。
お披露目会には、近くの春日保育園の園児約２０人も招かれ、車内を見学。
ＪＲ九州の東幸次熊本支社長は「スが九州各地を駆け巡り、復興のシンボルとなってほしい」、
七城観光バスの荒木正文会長は「ＪＲ九州のツアーやイベントを中心に活用し、外国人も含め県内外から広く集客したい」と話した。
ＪＲ九州は復興支援で熊本・大分の観光キャンペーンを展開中。
その一環で８〜１０月に同バスによる１泊２日のツアーを計画している。（猿渡将樹）
