阿蘇に黄金色の実り 平野部より早く稲刈り
2017/8/29 21:30
黄金色の稲穂を刈り取るコンバイン。奥は阿蘇五岳＝阿蘇市
阿蘇地方で、平野部より約１カ月早い稲刈りが始まった。
熊本地震による水田被害が最も大きかった阿蘇市でも２９日、農家が黄金色に実った稲穂をコンバインで刈り取った。
阿蘇地域再生協議会によると、同市の今年のコメの作付は地震前より２３９ヘクタール少ない約１８３５ヘクタール。
昨年より５６ヘクタールほど増えたが、何も作付けできない田が今も１２０ヘクタール残る。
同市山田地区では、中西洋介さん（４３）がコシヒカリ１ヘクタールを刈り取り。
例年２０ヘクタールで作ってきたが、陥没などの地震被害が出た４ヘクタールは、復旧工事のため今年も作付けを見送った。
