大型の台風１８号は、午後５時ごろ、高知県宿毛市付近に再び上陸しました。
気象庁の発表によりますと、大型の台風１８号は、１７日昼前、鹿児島県に上陸したあと、午後５時ごろ、高知県宿毛市付近に再び上陸しました。
午後６時には高知県の四万十市の東北東３０キロ付近を１時間に３５キロの速さで北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は９７５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は３０メートル、最大瞬間風速は４５メートルで、中心から南東側１９０キロ以内と北西側１３０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風が吹いています。
台風は次第に県内から遠ざかっていて雨のピークは越え、台風の暴風域も県内から抜けました。
また気象台は、熊本地方や阿蘇地方に大雨や洪水の警報を出しています。
１５日の降り始めから午後６時までの県内の雨の量は湯前町の横谷で１８３ミリ、阿蘇山で１６４ミリ、高森町で１６３ミリ、球磨村で１５９ミリなどとなっています。
また１７日これまでに観測された最大瞬間風速は阿蘇山で午後２時１０分に２７.７メートル、天草市牛深で午後１時１分に２３.８メートル、宇城市で午後０時５６分に２３.５メートルなどとなっています。
きょうの熊本市は、早朝から夕方まで雨が降り、夕方から曇りになりました。
特にお昼前後にはやや強い雨が降りました。
熊本市の朝の気温は平年並みで、お昼は平年より4度低くなりました。
県下の最低気温はあさぎり町で21度6分、南阿蘇村で19度7分、阿蘇市乙姫で19度1分、益城で20度8分、南小国町で19度1分、菊池市で21度5分、人吉で21度4分、熊本市で21度1分でした。
各地の最高気温は熊本市で26度2分、菊池で26度0分、人吉で26度8分、水俣で25度2分、八代で24度6分となりました。
また、南小国で22度6分、阿蘇市乙姫で21度2分、益城で25度8分、南阿蘇で22度4分となりました。
なお、牛深で26度0分となりました。
きょうは、一連の熊本地震で、震度１以上は1回も発生しませんでした。
