2017/11/2 株式会社熊本日日新聞社
ライトアップが始まった県庁プロムナードのイチョウ並木の下、美しい音色を披露するバイオリンとフルートの奏者＝１日午後６時５分すぎ、熊本市中央区（高見伸）
熊本市中央区の県庁プロムナードで１日、秋恒例のイチョウ並木のライトアップが始まった。
色づき始めたイチョウが照らし出され、夜道を美しく彩った。
熊本法人会（門垣［かどがき］逸夫会長）が社会貢献事業として２００３年から続けている。今年は水銀灯３２基を設置。
イチョウは肥後５４万石にちなんだ５４本で、１１月中旬ごろ見頃を迎えるという。
点灯式ではフルートとバイオリンの演奏会もあり、夫婦で美しい音色に聴き入った自営業上村才司［さいし］さん（８２）＝同区＝は「夜空とイチョウに音楽が重なり、心が穏やかになった。さらに葉が色づいてきれいになると思うと楽しみ」と話した。
ライトアップは３０日までの午後６時〜９時。
１８日午後５時４０分からは益城中吹奏楽部などのコンサートもある。（松浦裕子）
熊本県庁のメイン門であるプロムナードは立派なイチョウ並木になっており、毎年秋には辺り一面を黄金色に美しく染めています。
期間中の夜間はライトアップもされ、より幻想的な雰囲気になり、散策はもちろん、写真撮影や写生に訪れる人も多く、若者の間ではデートスポットとしても人気があります。
