２０１７年１２月１９日（火）掲載
熊本地震の復興支援に感謝して訪れたくまモンと記念撮影する生徒たち＝１８日、
下関市
熊本県のＰＲマスコットキャラクター「くまモン」が１８日、熊本地震の復興支援に感謝するため、下関市上田中町の早鞆高校（飯田規寛校長、７８６人）を訪れた。
くまモンは同校の生徒会と吹奏楽部が復興支援のために行った募金活動に感謝し、「少しずつ元の姿を取り戻すよう復興に向けて頑張っています」と伝えた。
全校生徒と記念撮影し、くまモン体操を披露した。
普通科２年で生徒会長の石倉夢斗さん（１７）は「熊本の皆さんに少しでも元気になってほしいと募金を呼び掛けた。熊本へ観光に行くのが楽しみ」と話した。
同校生徒会は震災直後から各教室に募金箱を置いたり、朝の登校時に校門に立ったりして協力を呼び掛け約１０万円を被災地へ寄付。
吹奏楽部は定期演奏会の会場で呼び掛け１万６千円を寄付した。
くまモンは昨年１０月から全都道府県を訪れる「くまもとから感謝をプロジェクト！」で山口県内は４カ所を訪問。
同校は新入生が毎年熊本県で集団宿泊研修を行っている縁もあり、訪問先に決まった。
１９日は宇部市川上の宇部蒲鉾、山口県庁、山陽小野田市社会福祉協議会を訪問する。
