masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本城小天守4階部分も解体へ

12月25日 18時53分
再建に向けた復旧工事が進められている熊本城の天守閣について、熊本市は、小天守が現在の耐震基準を満たしていないおそれがあるとして最上階の4階部分を解体し、新たに造り直す方針を示しました。
これは25日、熊本城の復旧方法などを検討している委員会の会合で熊本市が示しました。

熊本城天守閣は去年の熊本地震で建物を支える柱にひびが入るなどの被害が確認されたため、大天守最上階の6階部分と1階の入り口部分、それに小天守1階部分の合わせて3か所を解体し、造り直す工事が進められています。
市によりますと、小天守は鉄筋鉄骨コンクリートの地下1階地上4階建てで昭和35年に再建されましたが、詳細な調査を実施したところ、小さな鉄骨が使われ強度が不足していることなどから現在の耐震基準を満たしていないおそれがあることがわかったということです。
このため、市は4階部分を解体し、新たに造り直すことを決め、コンクリートで造られてる屋根にALCと呼ばれるコンクリート板を採用するなどして軽量化を図ることで、耐震性能が向上するため現在の耐震基準を満たすことができるとしています。
熊本城の天守閣は2021年3月までの完了を目指して復旧工事が進められます。