masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

ハクサイ卸値、前年の3倍 

ハクサイ卸値、前年の3倍 天候影響で葉もの中心に品薄続く 県内
2018/1/16 12:00
c株式会社熊本日日新聞社
九州産のハクサイやキャベツが並ぶ「ゆめマート龍田」の野菜売り場。価格を抑える4分の1サイズが増えている=15日、熊本市


野菜の高値が続いている。昨年末に続き年明け以降も、ハクサイやダイコンなど葉ものを中心に全国的な品薄状況となっている。
県産も台風や天候不順などで苗の植え付けや生育が遅れ、出荷が減っているという。
徐々に回復はするものの、家計にとってはまだまだ厳しい冬となりそうだ。
青果卸の熊本大同青果(熊本市)によると、高値のピークは過ぎたものの、現在もハクサイやダイコンの卸値は前年の3倍、キャベツ、レタスも2倍で推移している。
同社は「品不足で、小さいまま収穫するなど、悪循環が続いていた。その後、生産は回復しつつあり、今月末には例年よりやや高めぐらいまで価格は落ち着くだろう」と予測する。
同市北区のスーパー「ゆめマート龍田」では15日、県産ハクサイの2分の1サイズを322円、4分の1サイズを171円で販売した。
例年より2〜3倍ほど高いため、価格を抑えられる4分の1サイズを例年の4倍ほどに増やしたという。
「ハクサイなど高値が続く野菜の販売は落ち込んでいるが、タマネギやジャガイモ、安定して供給される豆[とう]苗[みょう]、カイワレなどの売り上げが伸びている」と青果担当者。
モヤシも品切れするほどの人気で、今週は通常の3倍の量を入荷。
値段の変わらない袋入りのサラダやカット野菜も売り上げを伸ばしている。
ハクサイを購入した近くの主婦田中理恵さん(45)は「見切り品でも普段より高い。
加工していないもののほうが高いので、キャベツはサラダ用の千切りパックを買っている」と話していた。
(長濱星悟)
(2018年1月16日付 Curated by熊本日日新聞