2018/2/6 20:302/7 07:38updated
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遠見山水仙公園で、ほぼ満開を迎えたスイセン＝天草市
天草市牛深町の遠見山水仙公園で、名物のスイセンの花がほぼ満開となり、見頃を迎えた。
白い花が潮風に揺れる様子が、２月中旬まで楽しめそう。
旧牛深市が、天草灘を見下ろす遠見山（２１７メートル）の西側斜面を市花のスイセンで彩ろうと植栽。
１９８３年度から５年間、同公園（約５７００平方メートル）と道路沿線に日本スイセンと海外のスイセン計２０種２３万３千球を植えた。現在は約５０万株となっている。
最近は花が一斉に咲かず、開花がずれる傾向で、イノシシの被害にも遭っている。
「昨年、公園付近のイノシシわなに１６頭がかかった。今年はスイセンの被害は少なかった」と市牛深支所。
２日訪れた牛深町の松本三三［さんぞう］さん（６３）は「例年よりたくさん咲いている。白い花は心を和ませてくれる。でも今年は寒い」と話した。（上野和伝）
