masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

彼岸を前に菊の出荷 最盛期

春の彼岸を前に、山鹿市では菊の花の出荷が最盛期を迎え、農家が収穫作業に追われています。
JA鹿本管内の山鹿市熊本市北区植木町は、年間およそ350万本を出荷する県内一の菊の産地です。


今は、春の彼岸用の菊の出荷が最盛期を迎えていて、17軒の農家が赤や白、黄色の合わせて4品種の菊の収穫作業に追われています。
このうち、山鹿市鹿本町来民の中山伸二さんの広さ21アールのハウスでは、高さ90センチほどに育った「神馬」という品種の収穫が行われています。
菊は花が開いてしまうと価値が下がるため、2分咲きから3分咲きほどで出荷する必要があり、中山さんは、出荷に最適なつぼみが開きかかった菊を選んで、1本1本、根元から丁寧に手で切り取っていました。
JAによりますと、ことしは冬場の低温の影響で生育に遅れがあるものの、花の品質は良いということです。
中山さんは「冬場は寒かったんですが、その後、太陽が手伝って最高のできに仕上がっています。
今は先祖を大切にする風習が薄れていますが、彼岸にはぜひ菊の花を飾ってほしいです」と話していました。
菊の花の出荷は今月17日まで続き、関東を中心に、全国の市場に出荷されます。