熊本城のしゃちほこを取り付ける作業が始まった。
時折、雨となった熊本城。しゃちほこの設置作業が報道陣に公開された。
その場所に向かう一人の男性がいた。
今回、新しいしゃちほこを作った宇城市の鬼瓦職人藤本康祐さんだ。
地震の影響で、落下して壊れた熊本城天守閣のしゃちほこ。藤本さんが復元作業を進めていた。
そして午後。ブルーシートをめくって現れたのは…真新しい２つのしゃちほこだ。
高さおよそ１２０センチメートル重さはおよそ１００キロ。
吊り上げる途中で落ちないようにナイロン製のベルトで厳重に固定する。
いよいよ大天守の空へ。ゆっくりと吊り上げられていく。
無事しゃちほこは大天守の頂上へ。
最上階では、しゃちほこを固定するための芯木の調整が行われていた。
しゃちほこは来週中には大天守東側への設置が完了。
今月２８日には西側にもう一体が取り付けられ、大天守最上階の屋根が一足先に完全復旧する予定だ。
[ 4/6 18:36 熊本県民テレビ]
