2018/5/8 20:00 ©株式会社熊本日日新聞社
母の日を前に、カーネーションの鉢植えの出荷準備が進む中口昇治さん方のビニールハウス＝宇土市
１３日の「母の日」を前に、宇土市でカーネーションの出荷がピークを迎えている。
同市網津町の中口昇治さん（４５）方のビニールハウスでは、従業員らが鉢植えを包装ビニールで巻く作業に追われている。
ＪＡ熊本うきによると、宇城地域はカーネーションの鉢物栽培が盛ん。
この時期、同市だけでも６軒の農家が約５万鉢を出荷する。
中口さんは、約２６００平方メートルのハウスで約３万３千鉢を栽培。
赤やピンク、黄色など色鮮やかな１０種以上のカーネーションが咲き誇っている。
母の日に贈る花は、アジサイや洋ランといった花持ちの良い品種も人気が高まっているという。
中口さんは「今年は良い出来栄え。手塩にかけた定番のカーネーションを、感謝の気持ちを込めて贈ってほしい」と話している。（西國祥太）
