2018年05月21日 19:26 現在
およそ1年ぶりのお目見えです。
復旧工事のため、足場に囲まれ直接見ることが出来なかった熊本城天守閣の大天守がその姿を現しました。
「復興のシンボルとなっている熊本城ですが、およそ1年ぶりに熊本市中心部から天守閣の屋根としゃちほこがきれいに見えています」(記者)
復旧工事が進む熊本城では、大天守の屋根の修復が終わり、囲んでいた足場の解体が始まりました。
修復された屋根は真新しい漆喰の色で全体が白く輝いて見え、その上のしゃちほこも存在感を放っています。
久しぶりに姿を現した大天守の屋根に市民は。
「やっぱりあれがないと駄目ですよ。熊本城が見えるようになってうれしくなった」
「直ってきているんだな、復興してるんだなという感じが強く受けますよね」(市民は)
また本震の9日後に次女を出産したという女性は、熊本城の復旧と子どもの成長を重ね合わせます。
「子どもがちょうど2歳なんで(子どもの)成長と熊本の復興がすごくリンクして、
本当にうれしく感じます」(本震9日後に次女を出産)
復興のシンボルとして着実に作業が進む熊本城ですがその復旧は、まだ道半ば。
今月下旬からは大天守の窓を取り付けるため再び足場が組まれることになります。