masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

台風21号 被害

タンカー衝突 風向き急変でいかりごと流されたか 専門家指摘
2018年9月5日 19時22分関西空港
関西空港の連絡橋にタンカーが衝突した事故について、専門家は、台風が近くを通過したことで風向きが急に変わり、いかりの固定力が弱くなった可能性が高いと指摘しています。


船舶の事故に詳しい神戸大学大学院の若林伸和教授によりますと、タンカーの航跡などから、いかりを下ろして停泊していた船は4日午後1時ごろから北西の方向に流され、「走錨(そうびょう)」と呼ばれる現象が起きていた可能性が高いということです。
「走錨」は、強い風や波の影響で船を固定するために海底に下ろしていたいかりや鎖ごと船が流されてしまう現象で、ひとたび流されると船をコントロールするのが難しくなり、いったん海中からいかりを巻き上げ、エンジンをかけて移動する必要があるということです。
台風21号の接近で関西空港付近で猛烈な風が吹いていたことに加えて、台風が近くを通過したことで風向きが北東から南西へ反対方向に急変していることから、若林教授は、いかりの固定力が弱まり、船が流されたのではないかと分析しています。


世界遺産 高野山 台風で大木が相次ぎ倒れる 和歌山

2018年9月5日 19時10分台風 被害
台風の影響で、和歌山県にある世界遺産高野山でも大きな木が倒れる被害が相次ぎ、寺の僧侶や職員らが後片づけに追われました。
高野山奥の院では台風による強風で大きな木が倒れ、灯籠などに直撃して倒れる被害が相次ぎました。


大木が地面から引き抜かれたように倒れているものもあり、寺の職員らが被害の状況を確認していました。
奥の院の参道の一部は安全確保ができていないとして通行止めになっていて、午後から僧侶などおよそ40人が折れた枝を熊手で集めるなど後片づけに追われていました。

高野山真言宗社会課の雨貝覚樹課長は「きのうは非常に風が強くて、訪れていた人は怖い思いをしたと思います。
1200年の歴史の中では何度も台風を経験していると思うので、参拝者を早く迎えられるように片づけをすすめたいです」と話していました。