masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

北原白秋生家が登録有形文化財に

11月19日 16時28分 NHK
詩人、北原白秋が産声をあげた江戸時代後期に建築されたとされる南関町の「旧石井家住宅主屋」が、歴史的に重要性を持つなどとして新たに国の登録有形文化財に登録されることになりました。
国の文化審議会が今月16日、文部科学大臣に答申し、新たに国の登録有形文化財
なるのは南関町の「旧石井家住宅主屋」です。


この住宅は江戸時代後期に建築されたとされ、正面が入母屋造などの一部2階建てで、南側に広い土間や別棟に座敷があるなど、地域の有力者であったことが伝わる構造となっています。
詩人、北原白秋は、この石井家から現在の福岡県柳川市にある北原家に嫁いだ母親のしけが、里帰り出産でこの住宅にいた明治18年1月に生まれました。
白秋は自著で「私の第二の故郷は肥後の南関であった」と記し、この住宅から見た光景を短歌にも詠んでいます。
こうした北原白秋生家などの歴史的重要性に加えて、座敷の飾りや飾り金具なども評価され、今回の答申に至ったということです。
今回の登録で、県内にある国の登録有形文化財は89か所、170件になります。