masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

市電延伸 自衛隊ルート 26年度開業目標

2018/12/20 10:30
c株式会社熊本日日新聞社
熊本市は19日、延伸を検討している市電の自衛隊ルートについて、2026年度開業を目指して整備を進める考えを明らかにした。
自衛隊ルートは、東区の健軍町電停と東町の第二空港線付近を結ぶ約1.5キロ。
沿線には東区役所や第二高校、熊本東署などがあり、終点近くには新しい市民病院が来年10月に開院する。
市が同日の市議会都市整備委員会で示した整備スケジュール案によると、来年3月までに市電の延伸を決定。


19年度から設計や地質調査に入り、延伸工事に必要な国などの手続きに着手したい考え。
早ければ21年度に着工し、工期は約4年間を想定。
総事業費は100億〜130億円で、うち半分程度は
国からの補助金を活用できるとしている。市は年間58万人の利用を見込んでいる。
自衛隊ルートには2案あり、市は地元住民や県警と協議した上で、年明けにも絞り込む方針。
市は、延伸によって公共施設へのアクセス向上や地域活性化などの効果が期待できると説明。
委員からは早期整備を求める意見の一方、「県が打ち出したJR豊肥線延伸案との整合性が必要」
熊本地震からの復興途上で、多額の予算を使う必要性はあるのか」などの指摘もあった。(高橋俊啓)
(2018年12月20日付 熊本日日新聞朝刊掲載)