2019年01月27日 06時00分
滝水が凍え、つららと雪に覆われた「古閑の滝」に見入る家族連れ
九州北部に強い寒気が流れ込んだ26日、「氷結の滝」として知られる阿蘇市一の宮町坂梨の古閑の滝に多くの観光客が訪れた。
東外輪山にある落差約100メートルの滝は厳冬期には凍り、幾重ものつららができる。
この日はその姿を一目見ようと観光客が訪れ、駐車場には福岡、佐賀、長崎ナンバーも並んだ。
今季は暖冬傾向とあって、つららはまだ大きくないが、滝は氷と雪に覆われ、厳冬の風景をつくり出していた。
長男4歳の誕生日祝いに福岡市から訪れた家族連れは「昨年もちょうど今頃訪れ、また見たくなった。
昨年と比べると、つららはまだ小さいけれど、これから大きくなっていくのが楽しみ」と話していた。
=2019/01/27付 西日本新聞朝刊=