masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

阿蘇の立ち入り規制解除 要件緩和

2019年02月28日 06時00分
阿蘇の立ち入り規制解除 要件緩和、火口観光再開 [熊本県]
阿蘇中岳第1火口の周辺自治体などでつくる阿蘇火山防災会議協議会は火口から半径1キロの立ち入り自主規制の要件を緩和し、27日に立ち入り規制を解除した。
火山ガスの風向きや濃度で立ち入りは制限されるが、火口観光が3週間ぶりに再開された。
噴火警戒レベルが最も低い1(活火山であることに留意)の状態で、福岡管区気象台が軽微な火山活動の変化を伝える「臨時情報(解説情報)」を発表した場合、2017年から観光客の立ち入りを一律に自主規制していた。
今後は規制せず、京都大火山研究センター(阿蘇市)の助言も受けながら監視・連絡態勢を強化することで対応する。
レベル2以上の急激な活動変化への対応は変わらない。
第1火口は現在レベル1だが、同気象台が今月5日、「火山性微動の振幅が増大している」とする臨時情報を発表し、火口への立ち入り規制が続いていた。
27日午後1時、規制が解除されると、火口は韓国からのツアー客などでにぎわった。
大阪府から旅行で来た自営業の男性(63)は「十数年ぶりに阿蘇の火口を見た。こんなに近くで火口を見られる観光地は珍しく、ラッキーでした」と話していた。
=2019/02/28付 西日本新聞朝刊=

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