masami71の日記

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新駅舎、3月16日完成 熊本駅周辺の高架化事業完了

2019/1/10 12:00 ©株式会社熊本日日新聞社
3月16日の完成に向けて、工事が進むJR熊本駅の新駅舎=熊本市(県提供)
熊本県は9日、JR熊本駅熊本市西区)の在来線新駅舎が3月16日に完成すると発表した。
同駅周辺を高架化する連続立体交差事業は完了する。
駅舎は高架上に鹿児島線豊肥線の発着を集約。
ホーム真下に改札口がある。

世界的建築家・安藤忠雄氏の設計で、白川口(東口)のグレーの外壁(幅240メートル、高さ最大12メートル)
は熊本城の石垣「武者返し」をイメージ。
県産木材を多用し、「森の都」と言われる熊本らしさも表現した。
連続立体交差事業は2001年度に着手。
鹿児島線(6キロ)と豊肥線(1キロ)を高架化し、15カ所の踏み切りをなくした。
総事業費は約626億円で、駅舎建設に約24億円をかけた。
当日は午前9時から白川口駅前広場で記念式典を予定。
蒲島郁夫知事は9日の定例会見で「知事になって最初の仕事が安藤氏に駅舎のデザインを頼むことだった。
素晴らしい駅舎を設計してもらい、大変うれしく思う」と感慨深げに述べた。
同駅周辺では今後、熊本市がタクシーやバス乗り場など駅前広場の整備を本格化。
JR九州は21年春開業を目指し、駅南側に商業施設やホテルなどが入る12階建て駅ビルを建設する。
また北側にもオフィスビルを新設する計画。(野方信助)