「北区-大津町」の都市計画決定 中九州横断道 熊本県、熊本市の手続き終了
2020/1/18 10:14 (JST) ©株式会社熊本日日新聞社
熊本県と熊本市は17日、中九州横断道路(熊本市-大分市)の一部となる「大津熊本道路」(約14キロ)を都市計画決定したことを明らかにした。
決定はいずれも14日付。
県市の手続きは終わり、県道路整備課は「2020年度の新規事業化を目指し、国への要望を強化する」としている。
大津熊本道路は国土交通省が整備主体で、熊本市北区植木町と大津町杉水付近を結ぶ片側2車線の地域高規格道路。
植木町で九州自動車道に接続するほか、合志市の国道387号と県道住吉熊本線、大津町の国道325号の計3カ所にインターチェンジを設ける。
中九州横断道路は全長約120キロで、大分県内の25・3キロのみが開通。
熊本県内の供用区間はなく、阿蘇市の滝室坂道路(6・3キロ)と竹田阿蘇道路(22・5キロ)が着工している。
(野方信助)