2020-01-24 苓北町でハマジンチョウの花が見ごろ 天草郡苓北町の海岸に自生し、県の天然記念物に指定されているハマジンチョウの花が今、見ごろを迎えている。 ハマジンチョウは南日本や中国南部、台湾などに自生する南方系の常緑低木で海水が浸る海岸沿いに生育する。県内では苓北町富岡のごく一部にしか自生しておらず1982年に熊本県の天然記念物に指定された。木の高さは1、2mほどで冬になると2~3cmの薄紫色の花を咲かせる。約100mの群生地には潮風を受け可憐な花が咲きメジロが花の蜜を求めて飛び交っていた。花は3月頃まで楽しめるという。