2020/2/29 12:00 (JST) ©株式会社熊本日日新聞社
熊本県は２８日、くまモンのイラストを使った関連商品の２０１９年売上高が前年比４・８％増の１５７９億５５７万円となり、８年連続で過去最高を更新したと発表した。
初の通年集計となった海外企業（一部県外含む）による海外販売分は５６億５７９２万円だった。
売上高全体の内訳は食品類が２・４％増の１２７０億９５４５万円、縫いぐるみやおもちゃなどのグッズ類が１６・７％増の３０８億１０１２万円だった。
県くまモングループは「熊本地震の復興支援商品が売り上げの伸びを後押しした」とみている。
海外企業などによる海外販売は、県が１８年１０月にイラスト使用を有料にして全面解禁した。
１９年はグッズ類が１１９％増の４２億２１２４万円で、初集計の食品類は１４億３６６８万円。
中国企業が約４０万個を販売した衛生用品や、ホンダがタイで生産・販売したスクーターが好調だった。
県内企業分も含めた海外販売の合計は６５億２６６１万円。
売上高の累計は集計を開始した２０１１年からの９年間で約８１９３億円。（馬場正広）
