masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本市 集団感染対応へ新チーム

03月28日 18時19分
熊本市は、温浴施設の利用者から新型コロナウイルスへの感染が相次いで確認されたことを受けて、集団感染に対応する専門のチームを新たに設置し、感染拡大の防止に取り組むことにしています。
熊本市では今月25日に、東区の温浴施設「ピースフル優祐悠」に長期間滞在していた70代の男性の感染が確認され、その後、27日になってこの施設を利用していた60代の自営業の男性と、40代の会社員の男性の2人の感染が確認されました。
こうした事態を受けて、熊本市は28日、緊急の対策本部会議を開きました。
市には施設の利用者から電話相談が相次いでいることなどから、体制の強化を図る必要があるとして、感染症対策課に集団感染に対応する専門のチームを、30日付けで設置することを決めました。
チームは、厚生労働省クラスター対策班から助言を受けながら、国や熊本県との連絡や調整にあたるほか、施設の利用者に対し優先的にPCR検査を実施するなどして、感染拡大を防ぎたいとしています。
また、来月中に市の施設で行われるイベントの主催者に対して、開催の自粛を要請することになりました。
熊本市の大西市長は、記者会見で「感染爆発が熊本で発生した場合、間違いなく医療崩壊が起きる。
自分がいつ感染してもおかしくないという厳しい認識を持ってもらえれば、感染のリスクは減らすことができると思うので、市民のみなさんには、できるだけ外出しない、多くの人と接触しないことを強く求めたい」と述べました。